レザークラフト ミニトートバッグを作ろう3

レザークラフトを愛する皆様、こんばんわ。

ミニトートバッグ、

先日マイナーチェンジして完成した型紙で、

別の革でちょっと作ってみました。

詳しくは、

レザークラフト ミニトートバッグを作ろう(試作)

レザークラフト ミニトートバッグを作ろう2

で工程を書いております。

良かったら合わせて読んでみてください。

今回は大まかですが良ければお付き合いください。

今回の革

今回の革はタンニン鞣しレンガ色の牛革です。

結構自然な凹凸のある表情のある革です。

革をカットする

型紙を当てて革をけがいてカットしていきます。

Rのカットの仕方は刻み押切りと言う切り方で切ったりします。

次に作っているキャメルも一緒に切り出してます。

貼り付けたり、菱目打ちでパーツの準備をします。

組み上げる

組み上げや縫い作業します。

糸はエスコードの中細のエンジにしました。

外ポケットの縫い付けます。

内ポケットは持ち手と一緒にカシメで打ち付けます。

裏返しで合わせて縫っていきます。

マチの部分も縫っていきます。

裏返す

最後裏返して整えます。

裏返したときに縫い目を押しすぎないようにきを付けます。

完成

肩紐などを付けて完成。

何個か作ると段取りがわかってくるので、

作業スピードも完成度もだいぶ上がります。

前回との比較

今回は変更点は肩当の穴の形を変えただけで

ほぼ一緒の設計ですが、革の色、質感、糸の色などで

まただいぶ雰囲気も変わります。

終わりに

いかがでしたでしょうか。

次回はキャメルで作る予定というか

作り始めています(笑)

内装の革を革漉に出しているので

戻ってきたら作ろうと思います。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

良かったら参考にしていただけると嬉しいです。

レザークラフト ミニトートバッグを作ろう2

レザークラフトを愛する皆様、こんにちは。

お盆休みも今日でおわり。

結構いろいろ作業した休みでしたが、

先日試作したミニトートバッグ。

レザークラフト ミニトートバッグを作ろう(試作)

何か所か調整しましてマイナーチェンジです。

だいぶ良くなったので興味のある方はお付き合いいただけると嬉しいです。

ミニトートバッグを作る part2

先日、とりあえず形にしたミニトートバッグ

友人が外ポケットもあるとなお良いと言うことで、

外ポケットも付きで、あと作って自分が気になったところも

手を何か所か手を入れまして、再作成。

今回は自分としてはまあまあなものができたなと思います。

革を用意する

今回はタンニン鞣しターコイズブルーの牛革です。

型紙をあてて革をけがく

型紙を写していきます。

作りながらも考えているので途中型紙が増えたりします(笑)

ご了承ください。

床面を磨く

床面をトコノールで磨きます。

革をカットする

革をカットします。

別たちでカットします。

時々刃は替えた方が良いです。

知らず知らずの切れ味が落ちています。

刻印を打つ

この状態で刻印を打ってしまいます。

組んでから打つのは難しいので。

革にもよりますがタンニン鞣しの革であれば大体打てると思います。

しっかり湿らせて刻印を打ちます。

貼り付け 組み上げ

今回は外ポケットをつけます。

大き目の外ポケットにしたいのですが、バッグ自体が結構小さいので、

持ち手の金具を一つ減らしてなるべく全面につけました。

ポケットを付けるとき、皆さんいろいろやり方があると思うのですが

私のやり方は、型紙をポケットのサイズの少しだけ大きめに

くり抜き革に当てて位置を決めます。

他にも革に印をつけたりいろいろあると思いますが、

結構大きめのパーツだとこのやり方は有効です。

ステッチンググルーバーで印をつけて菱目打ちで穴をあけていきます。

ポケット類を先に縫います。

力のかかる端の部分は2重縫いをしています。

どんどん縫っていきます。

やはり縫うのが一番楽しいです。

内ポケットも縫っときます。

次に革を裏返して、ふちの部分を両面テープで止めて、

端から5㎜の位置を菱目打ちで穴あけして位置を決めておきます。

次に持ち手を付けます。

両面カシメ一個づつで止めます。

この時、うちポケットもカシメで一緒に止めます。

とりあえずこんな感じになります。

次にショルダー紐用の部品を作るのですが、

重なる部分がだいぶ厚くなってしまうので端を斜め漉をします。

前まで別たちでやっていたんですが、

今はネイキッドブレードと言う道具を使っています。

斜め漉がとてもしやすいのでおすすめです。

では裏返して縫っていきます。

三目縫って、上記のパーツを一緒に縫っていきます。

一回縫ってからつけるのを忘れて縫い直しました。

底もしっかり縫います。

縫い終わり。

裏返す

あとは裏返すだけ。

裏返す時に爪で革をひっかかないように気をつけましょう。

肩ひもの肩当てを作る

肩ひもがが牛丸レースの4mmを使うので、肩が痛そうなので肩当てを作ります。

完成

これで完成。

試作品との変更点

試作品との変更点

・外ポケットを付けた。

・持ち手の少し短くした。

・持ち手の金具を一個にした。

・留め具をギボシに変更

・肩当てをつけた。

終わりに

いかがでしたでしょうか。

次はタンニン鞣しのキャメルの革で作成予定です。

変更して、だいぶ良くなったと思います。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

良かったら参考にしていただけると嬉しいです。

レザークラフト ミニトートバッグを作ろう(試作)

レザークラフトを愛する皆様、こんばんは。

今日からお盆休みなので、朝からコーヒーを焙煎し、

途中だったミニトートバッグの試作品を作ってみました。

興味のある方はお付き合いください。

ミニトートバッグ(試作品)を作る

友人から、長財布スマホエコバックくらい入る、

ちょっとそこまでミニトートバッグはどうだろう。

と言う話をうけまして、友人用のミニトートバッグを作ろうと思います。

先ずは試作品を作ります。

型紙を作る

先ずは本体。

結構小さめ。横は30㎝。

しかし1枚でうち縫いするので結構大きい革が必要です。

ほぼA3。30㎝の40cm。

この方眼紙いっぱいで作ってみました。

革を用意する

今回はコンビ鞣しのボルドーで作ってみます。

型紙をあてて革をけがく

型紙をうつして革をけがきます。

床面の処理

床面をトコノールで磨きます。

革を切る

革を切ります。

別たちで切ります。

角はやはり先にポンチで抜きます。

持ち手もカット。

まあこんな感じ。

急に追加作業

じつはここまでが先週の休みにやったぶん。

今日はここからスタートです。

この一週間で思いついたことを追加。

一つは中のポケットの追加。

もう一つがショルダーで持てるように丸牛レースを通す部分を

作ろうかなと。

組み上げ

とりあえず縫う前に、両面カシメでポケットと持ち手を付けます。

あと、開閉用にバネホックも付けます。

革を縫う

裏返した状態で縫っていきます。

牛丸レース用の部品も一緒に縫います。

マチの部分も縫っていきます。

裏返す

裏返します。

この革は柔らかめなので裏返すのが割と楽ですが、

革によっては裏返すのが大変です。

とりあえず完成

試作品、とりあえず完成です。

まだ試作なので随所につめがあまいので、

次、本番用は細部を詰めたいと思います。

すでに本番用の革を切ったり細かいパーツは作り始めました。

本体は革の厚さが若干きになってので近々漉いてもらいに

言って来ようと思います。

トートバッグも意外と難しくないので、

是非参考にしていただけると嬉しいです。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

レザークラフトを始めよう 社員証ケースを作る(2)

レザークラフトを愛する皆様、こんばんは。

先週、社員証ケースの試作品を作ってみたので、

今日は本番、会社の同僚用を作ってみました。

その記録とともにレザークラフトを始めたばかりの方の参考になればと思います。

革選びと革漉

前回、試作の段階でやはり革が厚く、最大で4枚重なるので仕上がりが

だいぶ厚くなりました。

これはこれで良いのですが、菱目打ちも大変だし、

今回はスマートに革を薄くしたいと思います。

なので事前にお店で革を持ち込みでベタ漉きを頼んでおきました。

私は北海道在住なので以前もご紹介した北海皮革と言うお店で革漉をしていただきました。

とても感じの良いお店なので良かったら以前の記事もご覧ください。

札幌でレザークラフトをされる方へおすすめのお店2件

厚さは1.2mmにしていただき色はキャメル、オリーブ、ターコイズブルーの3色持ち込みました。

本人に革を見せて選ばせましたが、悩んだ末、ターコイズブルーで依頼されましたので

こちらで作っていきます。

革の厚さはこんな感じ。

型紙を革に写す

革に型紙を写していきます。

丸ギリで写します。

床面の処理

床面をトコノールで磨きます。

革を切る

別たちで革を切っていきます。

革が薄くて柔らかいので、くり抜く部分を先に切り抜きました。

写真はボケました。

この時点で刻印を入れました。

今回は本人の希望で名入れです。

ローマ字の刻印で打ちました。

試作同様Rは1円玉です。

革を張り付けて菱目打ち

セルシートの貼り付けの写真は忘れました。

試作より革が薄いので菱目打ちが楽ですし、きれいに打てます。

革を縫う

今回の糸もエスコード。

色は水色で縫いました。

コバを磨いて仕上げる

最後、ヘリ落としをしてコバを磨いて仕上です。

完成

完成しました。

試作品との比較

先週作った試作品との比較ですが、革の厚み以外、そのまま作ったので

違いは厚さだけですが、結構印象が変わります。

結構印象違いますよね。

なのでいつも何か作る時は革の厚みで結構悩みます。

厚すぎると野暮ったく、薄すぎると安っぽく、難しいところです。

でもそこがまた楽しいところでもあります。

簡単な物でも、革の厚さ、Rの大きさ、糸の色など、

作る人間の個性がでるのがレザークラフトの醍醐味。

皆様も是非いろいろ試してみてください。

試作品の方の記事の方がもう少し製作工程が細かく書いてあるので

良ければ見てみてください。

レザークラフトを始めよう 社員証ケースを作る

皆さんの参考にしていただけると嬉しいです。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

レザークラフトを始めよう 社員証ケースを作る

レザークラフトを愛する皆様、こんにちは。

会社の同僚から社員証ケースとか作れんの?と言われたのでちょっと試作品を

作ってみようと思いやってみました。

試作なのでまだ細部は詰め切れてませんが、

レザークラフトを始めたばかりの方でも平縫いだけなので簡単に作れるので

参考にしていただけると有難いです。

社員証ケース(ネームプレートケース)を作る

サラリーマンの私が勤める会社はカードサイズのネームプレートがありますが、

とりあえず一般的な名刺サイズがぴったり入る大きさで作りたいと思います。

普段はこんな透明なタイプに入れております。

型紙を作る

とりあえず型紙を作ってみます。

幅は10.5cmがくらいがおそらくちょうどよいと思います。

なんとなく裏にポケットを付けよう思い左上の型紙を入れてみました。

型紙をあてて革をけがく

革に型紙をうつしていきます。

今回の革はタンニン鞣しの牛革、オリーブです。

本来、試作品の場合、床革とか使わない部分の革など、練習用の革で作ることが多いのですが、

私だけかもしれませんが、どうもそれだと緊張感がわかなく集中できません。

多少複雑なものを作る時は練習用の革で形を作ってボンドで止めて作ったりしますが、

シンプルな作品は最初から割と良い革で本番のつもりでやります。

その方が失敗した時もより勉強になります。

下の型は両面が銀面(表面)になるように2枚作ります。

床面の処理

床面をトコノールで磨きます。

後で気づきましたが貼り合わせる2枚は磨く必要はなかったです。

革を切る

革をカットします。

別たちできります。

くり抜く部分は角を最初にポンチで抜いておくと綺麗に切れます。

角を1円玉のRですべて落とします。

透明セルシートを貼る

社員証を入れる部分の透明なシートをボンドで張り付けます。

こちらはセルシートと言う名前で楽天などで買えます。

あまりきれいに見えませんが乾くと落ち着きます。

革を張り付ける

もう型は全部完成したので革を貼り合わせていきます。

後からできない部分のヘリ落としとコバ磨きはこの時点でやります。

菱目打ちで穴をあける

貼り合わせたら菱目打ちで穴を開けます。

最大で四枚重なっているので菱目打ちで抜き切らずに菱目打ちで多少打って、

菱切りで貫通させます。

革を縫う

縫う革の長さの4倍の長さの糸を用意してロウ引きをして縫っていきます。

重なる淵の部分は2重縫いで強化します。

今回もエスコードを使っていきます。

コバを磨いて仕上げる

最後にヘリ落としをしてコバをやすり掛けをし、

トコノールで磨いて仕上げます。

完成

とりあえず完成。

裏に刻印入れました。

張り付ける前に刻印入れましたが写真を撮るのを忘れていました。

実際、社員証も名刺も入れてみましたが、サイズはぴったりでした。

大きな問題は無くできました。

次作る時はもう少し革を薄くして作るのと、

せっかくなので上のクリップの部分も考えようと思います。

結構、簡単ですので皆様の参考にしていただけると嬉しいです。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

レザークラフトをゆるく始めよう 端切れの使い道

レザークラフトを愛する皆様、こんばんは。

またレザークラフトを始めようと思っている方、そして始めた方もこんばんは。

今日は革を半裁で買った時もA4サイズなどで買った時も革に良い部分を使うので

どうしても余ってしまう部分がありますよね!

今日はその使い道の提案です!

端切れの使い道 コードホルダーを作ろう

革を購入してレザークラフトをする時に使う部分をカットしたときに

ただ捨てるのではなく、何か小物にするのはいかがでしょう。

今日はほんの少しの革があれば作れるコードホルダーの提案です。

まずは余った革を型紙をあててけがいていきます。

次に粗裁ちをして小さいけどトコノールで床面の処理をします。

次にカットしていきます。

切りずらい部分などはポンチで抜いておくのがやりやすいです。

小物と言っても一応コバの処理をしていきます。

先にヘリを落としておきます。

ここで刻印も入れておきます。

最後にバネホックをつけて完成。

最後にコバを磨いて完成です。

実際コードを止めるとこんな感じ。

他には女性は髪をとめるヘアーアクセサリーとしてもつかえます。

色々作った小物の端切れで色んな革でバネホックさえあれば

簡単に作れるのでおすすめです。

もしよかったら財布やバッグを作った端切れでぜひ作ってみてください。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

レザークラフトをゆるく始めよう(消しゴムはんこ名入れ編)

レザークラフトを愛するみなさん、こんにちは。

レザークラフトを始めていろいろつくっていくと、

自分のブランドや名前を入れたくなりますよね!

しかし刻印はお金もかかるし若干ハードルが高いと思っている方、

まずは消しゴムはんこで始めてみましょう。

消しゴムはんこを買おう

まず、消しゴムはんこをオーダーで作ってくれるところはたくさんあります。

楽天市場、minne、Crema、ココナラなどでオーダーで

作ってもらえます。

私はminneで何回か作っていただきました。

写真の消しゴムはんこは

Pluie+さんと言う作家さんの作品でタイプライター文字や筆記体などの

消しゴムはんこをセミオーダーで作ってくれます。

やり取りもすごく丁寧な方でおすすめです。

消しゴムはんこを自分で作ってみよう

もう一つの方法は自分で作ってみることです。

買った方がもちろん完成度は高いと思いますが、

自分で作るのも味があるし愛着も湧きます。

材料は100円ショップでも買えます。

実際に革に押してみよう

革にスタンプを押す際には革用にインクがあります。

私が使っているのはStazOn(ステイズオン)と言うインクです。

カラーも結構種類がありますので革の色や糸の色、好みによっていろいろ選べます。

スタンプして乾いてしまえば後で滲んだりしません。

※注意点 シボありの革などでインクがつきづらい革もあります。

端切れで試してから押しましょう。

他にはタグに押して、作品につけたりも良い感じになります。

合わせてはんこのインクを落とすクリーナも必要です。

ステイズオン・クリーナーを付けて布やティッシュペーパーなどで

ふき取ってください。

終わりに

レザークラフトにスタンプを入れると一気にオリジナル感が出て楽しいです。

作品作りのモチベーションアップにもなりますし、

是非参考にしていただけると嬉しいです。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

札幌でレザークラフトをされる方へおすすめのお店2件

レザークラフトをやっている方、

これからレザークラフトを始めようと思っている方、

その中で札幌または札幌近郊の方(笑)

こんばんは!

今日はちょっとローカルな話なので北海道外の方には

申し訳ありません!あまりやくに立ちません!

今日は札幌で私が実際お世話になっている、

レザークラフトのおすすめショップを

2件、紹介いたします。

札幌のおすすめのショップ2件

北海皮革株式会社

北海皮革株式会社

〒060-0001

北海道札幌市中央区北1条西16丁目1番地

TEL 011-611-8166

営業日 火曜日~土曜日 (9:30~17:30)

定休日 日曜日 月曜日 祝日

アクセス 地下鉄東西線『西18丁目』

駐車場 店舗横にあります。

このお店の特徴はまず、

オリジナルのエゾ鹿革・エゾ鹿革製品(EZO bucks)という

エゾ鹿革のブランドがあり、エゾ鹿の革、エゾ鹿革製品、エゾ鹿の角や角のスライスなど

北海道らしくエゾ鹿の物が豊富にあります。

それ以外にも牛ヌメ革も色んなカラーがあります。

こちらのお店のおすすめは革漉き(革を薄くする)などもしてくれることです。

購入した革はもちろん、持ち込みの革にも対応してくれるので

たまに持ち込みで革漉きをお願いしに行きます。

大変ありがたいです。

公式HPはこちらhttp://hokkaihikaku.com

株式会社麻生商店

株式会社麻生商店

〒060-0061

北海道札幌市中央区南1条西7丁目

TEL 011-231-4844

営業日 月~金 (9:00~17:00)

定休日 1月土日休み

    2月~10月  日曜日 祝日休み 土曜日11:00~17:00営業

    11月~12月 日曜日 祝日休み 土曜日9:00~15:00営業

アクセス 地下鉄東西線『西11丁目』

駐車場 1階が駐車場です。

こちらのお店は2階に金具や道具類、塗料や溶剤があり

3階に革のコーナーになります。

革の種類が大変豊富にあります。

こちらのお店は牛タンロー(牛ヌメ革のナチュラル)

厚さがいろいろの端切れなども安くあり、

大変重宝します。

他にはすごく良い色の牛革(オルフェ)エゾ鹿革などもあり

カットして販売してくれますので必要な大きさで買えます。

公式HPはこちらhttp://aso-kawazai.jp


どちらのお店も道具はなんでも揃いますし、

バネホックなど金具類も豊富にあり

コバの塗料やトコノールなどの溶剤もほぼ揃います。

レザークラフトを始める時、大きなクラフトショップなどに

行く方が多いと思いますが、

この2件のような革専門のお店に行ってみるのは

いかがでしょうか?

若干、敷居が高いイメージはあると

思いますが、行ってみると意外と大丈夫!!

むしろ、革のプロがいろいろ相談にのってくれますし、

なんでも揃うし良いことずくめです!

まずは気軽にいってみましょう。

私はせっかく北海道民なのでエゾ鹿革に興味があり、

ただ、柔らかい革なので何を作ろうか考え中です。

札幌にお住いの方、札幌近郊にお住まいの方

ぜひ、一緒にレザークラフトをやりましょう!

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

レザークラフトをゆるく始めよう 用語編

レザークラフト用語を覚えよう

レザークラフトを始めるにあたり、皆さんネットで調べたりすると

よく分からない言葉がいっぱい出てきますよね。

いろいろありますが、スタートするにあたり

知っておいた方がよい用語道具の名前をを紹介しましょう。

ただ50音順やランダムに書いてもなんなので

作ったばっかりの型紙で名刺入れを作りながら

用語解説したいと思います。

今回はタンニン鞣しのオリーブ色のシボありの牛革で作っていきます。

  • タンニン鞣し  植物由来のタンニンで鞣した革。

          エイジング(経年変化)する革。

          対してクロム鞣し革がある。

  • シボ     革の表面にある皺(凹凸)。

先ずは型紙を革に当てて革を粗裁ちします。

  • 粗裁ち    型紙より大きめに革をカットする事。

粗裁ちはこの後の工程で結構意味があります。

次に丸ぎりで型紙を革の銀面に当ててけがいていきます。

  • 銀面   革の表面の事。
  • けがく  カットする線を縁取りする事。

次は床面の処理です。

床面にトコノールを塗って磨きます。

粗裁ちをしているのでトコノールが銀面にはみ出すリスクが減ります。

  • 床面   革の裏面の事。
  • トコノール   床面、コバの仕上剤  他にトコフィニッシュなどもある。

ここで刻印がを打ってみます。

革を裏から濡らして刻印をゴムハンマー銀面に打ちます。

これはタンニン鞣しの革じゃないと入りません。

次は別たちで革をカットします。

  • 別たち   革用のナイフ(切る、裁つ、そぐ、はぐ、削る時に使用)

         他に革包丁がある。

ヘリ落としでへりを落として、コバを磨きます。

縫い合わせてからでは磨けない部分を先に行います。

ちょっとわかりずらい写真になってしまったけど

上がコバを磨いて下が切ったままの状態です。

コバに水をつけ紙やすりをかけ、トコノールを縫って

布やスリッカーなどで磨きます。

  • ヘリ落とし  革の角(へり)を落として、丸みをつける道具。
  • コバ   革を切った断面。
  • スリッカー   コバを磨く道具。

次にポケットの方のパーツにバネホックを取り付けます。

今回はハンシャのタイプを使います。

7号と12号のポンチで穴を開け、バネホックの打ち棒で取り付けます。

オールマイティプレートを裏にして、ひいて打ちます。

  • バネホック   ホックの中でバネを利用したホック。(他、ジャンパーホック等がある)
  • オールマイティプレート   バネホック、カシメうちの打ち代
  • ハンシャ    バネホックでボタンの頭が平なタイプ
  • ポンチ     革に穴を開ける道具

革を貼る。

サイビノールを薄く塗って張り付ける。

木工用ボンドなどでも問題なく貼り付きます。

サイビノール   水性形のボンド

一円玉で角のアールを決めてけがいて、

革をカットする。

マルチステッチンググルーバーで縫い線を引く。

  • マルチステッチンググルーバー    革に糸を縫う為の線を引く道具。

菱目打ちで革に穴をあけます。

4mm幅の4本歯と2本歯を使います。

  • 菱目打ち   革に糸を縫う穴を開ける道具。

平縫いをする。

今回はエスコードの黄緑を使いました。

他にビニール系の糸ビニモなどがあります。

  • 平縫い   糸と糸の間隔をあけずに縫う縫い方。 
  • エスコード  麻糸
  • ビニモ    ビニール系の糸

ウエットフォーミングをしようと思います。

タンニン鞣しの革は濡らして成型して乾かすと

もとに戻らないのでそれを利用して成型します。

木型等を使用する場合もありますが、

今回はちょっとぷっくりさせたいだけなので指でやります。

出来上がった名刺入れを水道水で濡らします。

完全に濡れたら、指で形を整えます。

  • ウエットフォーミング   タンニン鞣しの革の可塑性を利用した。革の形成方法。

この状態で一日乾かします。

最後コバを整えてトコノールを塗って布やスリッカーで磨きます。

完成です。

レザークラフトの用語道具の名前はもっともっとあるんですが、

作れる物、できることの段階でゆっくり覚えれば良いと思うので、

無理せず、ゆるく始めてみましょう。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

レザークラフトをゆるく始めよう 鞣し編

鞣しについて知っておこう(タンニン鞣しがおすすめ)私見

今回は鞣しについて知っておいた方が、これからいろいろ作るにあたり

参考になるかなと思いご紹介します。

最初に言うと自分はタンニン鞣しがおすすめです。

鞣し(タンニン鞣し)(クロム鞣し)(コンビネーション鞣し)

大きく分けてこの三つ覚えておきましょう。


・タンニン鞣し

簡単に言うと植物からとれるタンニンと言う鞣し剤で鞣した革

【特徴】

メリット

・エイジング(経年変化)する。

 俗に言う味がでるというやつ

・硬さがあり張りがある。

・手縫いに向いている。

・刻印が打てる

デメリット

・水に弱い。(濡れるとシミになりやすい)

・重い。


・クロム鞣し

クロム化合物で鞣している革。

メリット

・軽くて丈夫。

・水に強い。

デメリット

・エイジングしない。

・コバが磨きずらい。

・刻印が入らない。


コンビネーション鞣し

クロムで鞣した後、クロムを抜き

その後タンニンで鞣した革。

メリットデメリットは両方の中間ではありますが、

個体差が結構あります。(私見)

クロム多めなど。


結局なにを選べば良いのか。

作るものによってだったり、用途によって

子供が使うとか、おじさんが使うとかでも

違うと思いますが、先ずはレザークラフトを

手縫いで始めるのであればタンニン鞣しをおすすめします。

やはり、手縫いしやすいし、コバを磨いてピカピカに

なると楽しいし、刻印も打てるし、

レザークラフトの楽しさが詰まっています。

自分も最初全く知識もなく、

タンニン鞣しもクロム鞣しもコンビネーション鞣し

使ってみましたが、タンニン鞣しが一番作ってて楽しい。

先ずは試しにタンニン鞣し(ヌメ革)で一緒に何か作ってみましょう。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。