レザークラフトを始めよう 社員証ケースを作る(2)

レザークラフト

レザークラフトを愛する皆様、こんばんは。

先週、社員証ケースの試作品を作ってみたので、

今日は本番、会社の同僚用を作ってみました。

その記録とともにレザークラフトを始めたばかりの方の参考になればと思います。

革選びと革漉

前回、試作の段階でやはり革が厚く、最大で4枚重なるので仕上がりが

だいぶ厚くなりました。

これはこれで良いのですが、菱目打ちも大変だし、

今回はスマートに革を薄くしたいと思います。

なので事前にお店で革を持ち込みでベタ漉きを頼んでおきました。

私は北海道在住なので以前もご紹介した北海皮革と言うお店で革漉をしていただきました。

とても感じの良いお店なので良かったら以前の記事もご覧ください。

札幌でレザークラフトをされる方へおすすめのお店2件

厚さは1.2mmにしていただき色はキャメル、オリーブ、ターコイズブルーの3色持ち込みました。

本人に革を見せて選ばせましたが、悩んだ末、ターコイズブルーで依頼されましたので

こちらで作っていきます。

革の厚さはこんな感じ。

型紙を革に写す

革に型紙を写していきます。

丸ギリで写します。

床面の処理

床面をトコノールで磨きます。

革を切る

別たちで革を切っていきます。

革が薄くて柔らかいので、くり抜く部分を先に切り抜きました。

写真はボケました。

この時点で刻印を入れました。

今回は本人の希望で名入れです。

ローマ字の刻印で打ちました。

試作同様Rは1円玉です。

革を張り付けて菱目打ち

セルシートの貼り付けの写真は忘れました。

試作より革が薄いので菱目打ちが楽ですし、きれいに打てます。

革を縫う

今回の糸もエスコード。

色は水色で縫いました。

コバを磨いて仕上げる

最後、ヘリ落としをしてコバを磨いて仕上です。

完成

完成しました。

試作品との比較

先週作った試作品との比較ですが、革の厚み以外、そのまま作ったので

違いは厚さだけですが、結構印象が変わります。

結構印象違いますよね。

なのでいつも何か作る時は革の厚みで結構悩みます。

厚すぎると野暮ったく、薄すぎると安っぽく、難しいところです。

でもそこがまた楽しいところでもあります。

簡単な物でも、革の厚さ、Rの大きさ、糸の色など、

作る人間の個性がでるのがレザークラフトの醍醐味。

皆様も是非いろいろ試してみてください。

試作品の方の記事の方がもう少し製作工程が細かく書いてあるので

良ければ見てみてください。

レザークラフトを始めよう 社員証ケースを作る

皆さんの参考にしていただけると嬉しいです。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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